先月に開催された「防災ダレデモ車座トーク」に、「HELLO!! 138」チームは参加してきました。一宮市市民活動支援センターでは、定期的に市民向け講座が催されています。講演テーマを変えながらの企画運営。参加者は少ないかもしれませんが、意識が高い市民にとっては有益になると思います。
行政との連携、町内会でのコミュニケーションの増幅、自分でもできる備えなど、議論はたくさん出てきます。避難所運営という切り口は興味深く、実際の経験がやはり大切になってきそうです。最後は、これからも防災対策の議論や活動を継続していくことでまとまりました。
そもそも、愛知県一宮市は内陸にある街のため、東日本大震災で記憶に新しい津波などへの防災が希薄です。もちろん、自然災害は津波だけではなく、地震、川の氾濫、豪雨などが次々にあげられますが、記録から読み取れる甚大な被害の自然災害は、濃尾地震(1891年)、伊勢湾台風(1959年)、東海豪雨(2000年)です。でも、「何か起きても、そんなに被害は大きくないだろう」という大きな油断が危険。その辺を正していくことから始める必要があると思います。
(text in 2017.3.10)