四季折々の自然と土地の事情

四季折々の自然があり、のどかに過ごせる一宮市

年間を通して、比較的過ごしやすい気候

一宮市は、暑すぎず、寒すぎずといった過ごしやすい気候です。もちろん、夏は独特の蒸し暑さがあり、冬はマイナス気温になる日もあり、伊吹おろし(北西から吹く乾燥した季節風)が冷たく吹きます。国道22号線は年間を通じて交通量が激しいため、その周辺はクルマやトラックの排気熱などで蒸し暑さがさらに増します。年間の日照時間が全国平均よりも高く温和。穏やかな四季の移ろいが楽しめると思われます。隣接する木曽川を越えて岐阜県に入ると雪が降っていたり、名古屋まで出ると雨が止んでいたりと、天気の変わり目も感じられます。また、ゲリラ豪雨が発生することがあり、雲の動きに注意が必要です。

木曽川に代表される水自然が豊富です

木曽三川のひとつの木曽川が、一宮市を添うように北側から西側を流れています。その他には、五条川、青木川、緑葉川の一級河川、日光川、光堂川、野府川、領内川、北古川の二級河川があります。水田も点在するため、大江用水、新般若用水、丹陽用水などの水路も充実。豊富な水資源に恵まれています。

憩いの場所である大きな公園と小さな公園

木曽川に沿って大規模な公園緑地がつらなっています。138タワーパーク、大野極楽寺公園、光明寺公園があります。大小含めて公園が一宮内に点在しています。ただ、都市公園法が定めるひとり当たりの公園面積は著しく低く、公園が少ないことを表しています。

避けて通れない自然災害に備えます

台風や集中豪雨による浸水被害が過去にも多く、低地部と考えられている西成・丹陽・千秋連区は注意が増して必要です。来るぞ来るぞと言われている巨大地震の影響は必ず受けて、一宮市全体が液状化の可能性が高いです。

【特別警報】
これまでに経験したことのない、自然災害の危険が迫っているときに、気象庁から「特別警報」が発表されます。「特別警報」に相当する過去の大災害に、伊勢湾台風、雲仙岳の噴火、東日本大震災などがあげられます。
                                         「特別警報」が発表されたら、ただちに命を守る行動をとる必要があり、一宮市指定の避難所へ避難する、家の中の安全な場所で待機するなど、周囲の状況に応じた冷静な判断が求められます。情報収集には、テレビ、ラジオ、インターネット、防災無線を活用したいです。

平坦な土地で開発しやすい、一宮市の土地事情

日本のほぼ真ん中に位置している一宮市

濃尾平野が一宮市全域に広がり、一級河川の木曽川を挟んで岐阜県と隣接しています。木曽川沖積平野の低地のため、高低差が少ない平坦な地が特徴的です。坂が少ないと思われます。北側や西側の木曽川沿いにある連区には、防風林が多くみられます。

多くの自治体と隣接している一宮市

9つの自治体と隣接しています。愛知県内では江南市、岩倉市、稲沢市、清須市、北名古屋市です。木曽川を挟んで隣接している岐阜県内では羽島市、各務原市、笠松市、岐南町です。多くの自治体と隣接しているため、市境の開発が遅れがちになる傾向が考えられます。