かつて、起宿や定渡船場で栄えた場所に、湊屋文右衛門の屋敷があります。一宮市の北西部、木曽川サイクリングロードのほど近くにあり、「HELLO!! 138」チームは、自転車に乗って訪ねてきました。

1891年に起きた濃尾地震に耐えた建造物ですが、今となっては各所に劣化があり、外壁の損傷は著しい様子です。それらの改修工事のため、クラウドファンディングで支援金を募っていました(2020年10月20日に募集終了)。「HELLO!! 138」チームの代表が、少しですが支援。地域で支えていかなければいけない建造物だと考えています。


せっかくの機会、珈琲とおはぎ2個のセットをいただきました(600円)。畳に敷いた座布団にあぐらをかき、時折庭を眺めながらの小休憩はとても心地良かったです。縁側から、爽やかな風が吹き込んできます。昼下がりの庭の景色から、日本の情緒を感じます。
ただいま、「美濃路みちおこしプロジェクト」を開催中です(2020年11月23日まで)。7箇所の対象地を訪ねて、シールラリーを完走すると、ワイヤーアートの手作りキットがもらえます。

終わってしまいましたが、国登録有形文化財の旧林家住宅では、現代アート作家による「そこにある存在と記憶展」が開催されていました。訪ねたのは最終日で、結構多くの来場者があり、美術作家が創造した作品を鑑賞されていました。もっととんがった作品があっても良かったと感じます。

木曽川の川辺では、バーベキューを楽しむグループがいました。本格的な寒さがくる前、束の間の休日を地元で遊ぶのはいかがでしょうか。「街に出よう。地元を知ろう」は、「HELLO!! 138」のテーマです。