新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として閣議決定された、国民ひとりにつき10万円の特別定額給付。オンライン申請(問題が多いみたいです)やひとり親世帯向け申請書の先行発送が行われていて、一宮市民向けにおいては、ようやく2020年6月の第1週目に届き始めています。
申請期限は2020年8月31日までとなっています。給付金の振込までの目安は、受付後10日間程度と示されています。通帳記帳の確認が必要です。
申請書の記入項目は、特に多くないため、すぐにでも書き終えることが可能です。本人確認書類や振込口座が確認できる書類のコピーの同封が必須のため、忘れずにご対応ください。
※振込口座が確認できる書類のコピーについて
その口座が、市区町村と入出金した実績がある場合は、該当コピーの同封が不要ですが、念のため同封しても良いと思います。
「HELLO!! 138」チームも申請書を記入後、返送しようと準備。そこで、疑問が出てきました。添付されていた返信用封筒の宛先は、「近畿日本ツーリスト中部」(名古屋法人MICE支店内)とあります。

特別定額給付の審査や振込作業を、一宮市が委託したのだろうと、すぐに納得ができます。ただ、なぜ旅行会社が窓口になるのか、という不安が出てきます。
この事業の予算は約388億円。全て国費です。行政は、利益の必要がないため、全て委託業者に流れます。行政内で対応できるかどうかが大切で、一宮市はそれができないと判断したための委託だと思います。隣町の江南市も同じ「近畿日本ツーリスト中部」に委託しています。
また、2019年に交付された「プレミアム付商品券」の発行業務においても、一宮市は近畿日本ツーリスト中部」(地域交流部が担当で部署が異なるようです)に委託しています。残念ながら、この時に交付申請書の紛失が発生しています。
それでも、特別定額給付金において「近畿日本ツーリスト中部」に、再度委託している現状です。行政がどのように指示や指導しているのかわかりません。間違っても、個人情報が流用されて、旅行案内が一宮市民の手元に届くことがないように努めて頂きたく、「HELLO!! 138」チームからもお願い申し上げます。