美濃路沿いにある一宮市尾西歴史民俗資料館で開かれた、市川房枝の映画会を「HELLO!! 138チーム」が鑑賞してきました。「八十七歳の青春 市川房枝 生涯を語る」と題した、約2時間に渡る映像です。
晩年のインタビューを延々と流して、その生涯を時系列で追っていきます。ご自分でもおっしゃっていましたが、インタビューを受けているのは、しわくちゃのばあちゃんです。度重なる講演や演説で喉を壊してしまったのか、かすれ気味だけれどよく通る声が印象的。貧しくてお金がなく、常に仕事と婦人運動を両立しながらの姿に心を打たれます。
上映会場には、臨時の席が設けられるくらいに大勢の方がつめかけました。特別展も同時開催されていて、愛用のジャケット、バスケット、テニスラケットなども見ることができます。
一宮市で生まれましたが、東京やアメリカでの活躍が多い生涯です。そのために、一宮市内では、市川房枝の功績があまり知られていないのかもしれません。(text in 2013.6.30)
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