初夏の訪れを感じさせてくれる花菖蒲は、日本全国の各地でその観賞が行なわれます。一宮市でも萩原にある萬葉公園高松分園で毎年6月に「花しょうぶ祭」が開催。園内には、38種類、約1,700株もの花菖蒲が植えられていて、蓮(はす)、睡蓮(すいれん)、杜若(かきつばた)も色を咲かせます。
ミス七夕やミス織物の撮影会、琴演奏、津軽三味線の演奏など、催し物も充実。園内の休憩所では淹れたての抹茶が味わえたり、隣の萬葉公園でホタル舞う夕べ会に参加できます。また、萩原出身の詩人・佐藤一英が設立した「樫の木文化資料館」も案内されていて、収蔵されている樫の木で作られた農具や生産道具を見学できます。
花菖蒲の花言葉は、うれしい知らせ、あなたを信じる、優しい心です。散歩ついでにぶらりと出かけて目を細めて眺めるのもよさそうですし、夫婦やカップルで出掛けて、その花言葉の由来を話し合ってみるのもよさそうです。紫の花弁に、しっかりとした葉脈が通っていて、芯の強さを感じさせることが、あなたを信じる、に繋がっていると思われます。
「花しょうぶ祭」は、園内の案内、駐車場の誘導など、たくさんの地元の有志によって支えられています。暑さ対策を整えて、出掛けてください。
名称 | 花しょうぶ祭(はなしょうぶまつり) |
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開催月 | 6月(2023年6月3日土曜に開催) |
開催場所 | 萬葉公園の高松分園(一宮市萩原) |
臨時の駐車場 | 高松分園、萬葉公園、平安会館萩原斎場 |