日本人と桜の出会いは古事記(日本最古の歴史書で8世紀初め頃の成立)にあり、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が関わっていると調べられますが、その真実までは確認できませんでした。万葉集(日本最古の和歌集で7世紀後半から8世紀後半頃に成立)に色々な植物のひとつとして桜が登場。そして、平安時代に大名や歌人に愛された歴史があります。
桜の花言葉は、優れた美人、精神美、淡泊。品種で見ていくと、ヤエザクラは豊かな教養、しとやか、ソメイヨシノは高貴、清純、シダレザクラは優美、純潔です。女性を象徴する花言葉となっています。だから、優しい気持ちに包まれて、心から癒されると思います。春先の短い期間で咲いて散っていく儚さが注目されますが、ピンクや白の花を咲かせる力強さを見守っていきたいです。桜は国の天然記念物で、品種だけでも約600種類以上もあります。日本五大桜は、石戸浦ザクラ(埼玉県北本市)、三春の滝桜(福島県田村郡三春町)、山高神代桜(山梨県北社市)、狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)、根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)。自然と調和しながら、成長してきた歴史がうかがえます。
photo(上):Durianさん、photo(下):hiro70さん
一宮市内で桜スポットを思い浮かべてみると、大江川沿いの桜並木、木曽川堤の桜が最初にあげられそうです。比較的、一宮市は広い土地柄。凛と立つ一本桜、街中の桜並木、公園や神社の桜など、その他にももっと見応えがあり、特色のある桜スポットを見るために「HELLO!! 138チーム」は街歩き調査を行ないました。カメラが好きなhiro70さん、Durianさんにご協力いただき、一宮市の桜スポットマップを作成。美し過ぎる写真と共にご覧ください。
一宮市内での桜の見頃は例年、3月25日から4月10日です。ただ、3月下旬ではまだ咲き始めです。さらに、春特有の北風が強く吹き、厚い雲に覆われる日がほとんどで、晴天に恵まれる日は一日か二日程度。葉桜に衣替えする日も早いです。散ってしまう桜の花びらの清掃にも気を配りたい。歩き回ってみると、あちらこちらに桜を見つけることができます。これも新鮮な発見。今年だけではとても一宮市内の桜スポットを回りきることが出来ませんでした。「HELLO!! 138チーム」は継続的にこの企画に取り組み、更新していきます。マナーを守って楽しい花見を。
「ハロ~いちのみや」にアクセスいただき誠にありがとうございます。グーグルマップを活用して、一宮市内の各所へお出かけの際はお気を付けて。「ハロ~いちのみやチーム」は定期的な更新やメンテナンスを心がけています。
Pick UP
桜にも樹齢があり、朽ちてしまう場合があります。
自然は永遠に保てない、と気付かされます。
枝を折らない、土から出て伸びている根を踏まないなど、
花見ファンができることを続けていきたいです。