「HELLO!! 138」チームは、渦中の一宮競輪場へ行ってきました。クルマでの来場が多いのか、駐車場はほぼ満車状態。一宮駅から無料シャトルバスが開通していますが、利用者は少ないようです。巨大すぎる場内に入ってみると(50円だった入場料が無料に)、お客さんはまばら。近所の方が多く詰めかけているのだろうと想像できます。
場外車券売場となったため、立派なバンクのあるコースはただの風景です。特別観覧席は無料開放されていますが、一般スタンドは利用禁止。無料で飲めたお茶の支給は廃止です。競輪ファン同士が集う売店は、月ごとの持ち回りで営業されます。来場者が少なく、営業日も少ないため、売店主にとっては厳しい現実。
隣接している公園の拡充、市営球場のスタンド拡張、病院施設の駐車場整備、既設のスタンドを活かしたコンサートホールの設計など、施設を取り壊しての跡地利用はいくらでもあげられますが、予算の問題です。合併特例債の返済が迫っている一宮市にそれを捻出できるのか。
一宮競輪場跡地利用検討委員会の会合が始まっています。開催頻度は不明ですが、傍聴できるため一宮市のホームページで開催日を確認して参加したいです。一宮市の中心市街地における最後のニューフロンティア(新たな未開拓の地)。跡地利用の最大のヒントは、現場に眠っていると思います。(text in 2014.7.30)