どの地方にも、守られている・受け継がれている伝統や文化が多く存在します。世代交代がうまく運んでいるところもあれば、後継者不足で存続が危ぶまれているところもあります。愛知県一宮市ではどうか。2014年8月24日日曜に、一宮市民会館で「いちのみや民俗芸能のつどい」を「HELLO!! 138」チームが観に行きました。
石刀祭山車保存会による山車まつり囃子・人形からくり、機織唄保存会による一宮機織唄・ヨホホイ音頭・尾張糸引き唄・起音頭、瀬部山車・臼台祭保存会による瀬部臼台祭、一宮真清伶人会による里神楽、島文学保存会による島文学、宮後住吉踊保存会による住吉おどり、馬場獅子屋形打囃子保存会による草笛太鼓打囃子、馬寄木遣音頭保存会による木遣音頭、北方ぼしょう踊保存会によるばしょう踊。全9演目が舞台で行なわれました。いくつご存知ですか。
子どもやお年寄りの演者がほとんどで、20代から50代の演者が少なかったと感じます。担い手の空洞化が顕著です。伝統や文化は、そのままの形で受け継いでいくのが良いとも思いますし、時代に合わせて変化していくのも良いと思います。
一宮市民会館が40周年を迎えます。それを記念して、2014年9月13日土曜と14日日曜に「いちのみやアートフェスタ」が開催。ぜひお出かけください。(text in 2014.8.28)