完全閉鎖で調整されていた一宮競輪場は、県外の競輪場の視察を経て、場外車券売場として存続されることが決まりました。平成26年度(2014年4月)からの試みで、委託業者への経営を視野に入れていきます。
競輪ファンの高齢化や減少化が叫ばれていた中での決断です。本場レースが無くなってしまった現実を考慮しますと、一層のファン離れが想像されます。巨大な既設の建物の老朽化対策や取り壊しについても熟考が必要です。場内の売店(食事できる場所)も存続されると思っていましたが、閉店との報道がされました。「HELLO!! 138」チームが最後の本場レースの期間にお話をうかがった際には、まだ決まっていないと言われていたので、不明な点も多いです。
競輪選手によるプロのレースを間近で観戦する機会が無くなり、どのような企画で客足を留め、取り戻していくのか試練が多いです。売店の存続は有効と思われます。一宮競輪場へご飯を食べに行くと言う動機付けを打ち出していくべきです。(text in 2014.3.19)