一宮市木曽川町で大正時代からの歴史がある「木曽川町玉葱採種組合」は、玉ねぎの種を栽培して収穫している組合です。全国の玉ねぎの種子生産量で約3割のシェアを占める一大産地。主力の品種は超極早生玉ねぎで、発芽率が高く、肉厚で甘みのある味です。一宮市の冬空に吹く伊吹おろしが、玉ねぎの栽培に最適なことが証明されています。
「木曽川町玉葱採種組合」も高齢化と担い手不足が問題。組合の存続にも関わっていて、市役所や農協と協力して、前向きな活性化に取り組んでいます。伝統を受け継いでいくことが地域の発展につながると思います。新規就農者には補助金が出る制度もありますので、お問い合わせは市役所の農業振興課へ。(text in 2013.6.14)
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