大正10年の創立以来、一宮市の経済や産業振興において多様な使命と役割を果たしてきた一宮商工会議。その活動拠点となる新館は第4代目のもので、2015年10月に竣工となり、新たに業務が再開されています。
役目を終えた第3代目の会館は現在解体されています。約64年間にわたって使われた鉄筋コンクリート構造の3階建てでした。螺旋を描いた急な階段など、レトロ感だってありました。
その跡地利用は、一宮商工会議所と一宮市が連携して有効活用を考えていく意見があります。一宮駅から徒歩約5分という好立地条件もあり、マンションデベロッパーの売り込みが多いと聞こえてきます。すぐ前には新規ホテル建設があり、宿泊施設としての立地も適していると思います。
(text in 2016.2.3)
