苗を積んだ農協のトラックが走り回り、一宮市内の田んぼに用水から引いてきた水がはられています。田植のシーズンに入り、人力で直に植える姿や、田植機を駆り出す姿も見られます。全国各地に収穫された米を出荷する農家は少ないです。「地産地消」あるいは「自産自消」で米を消費します。
注目したいのは島畑(しまばた)という農業景観です。田んぼの水はけを良くするために、土地を一段下げた時に発生した土砂を盛り上げたのが島畑です。そのため、田んぼの隣りに島畑が見られる場所も存在します。区画整理が未対応のエリア(丹陽など)に多いです。(text in 2014.6.3)