水法白山社の芝馬祭

町内の有志によって受け継がれている愛知県無形民俗文化財の「芝馬祭」。祭り当日は、早朝から準備に取り掛かり、祭りの象徴である芝馬は芝馬保存会の皆様が手作りします。

「芝馬祭」の起源は、鎌倉時代(1281年)に、蒙古軍が襲来。その大軍に立ち向かうべく、この地から軍馬が出征しました。軍馬が見事な活躍をし、日本の勝利に貢献したことが関係しています。

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名称芝馬祭
開催月9月(2023年9月2日土曜に開催)
開催場所白山社(一宮市浅野)
駐車場特になし
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「芝馬祭」の象徴である芝馬は、白山社境内の茅(チガヤ)で作られています。大きな草鞋を伸ばしたような形を3枚作り、それらを重ね合わせて馬の顔や胴体に。ナス、唐辛子、ほおづき、脚の部分には樫の木を装飾して、一体の芝馬を仕上げます(芝馬の作り方は、年々変わって来ているようです)。

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そして、法被姿の白山社氏子の男児達が、完成した芝馬に付けられた手綱をそれぞれが握り、「ヨイショ、ヨイショ」という掛け声とともに町内を引き周ります。「芝馬祭」の最後は、町内に流れる水法川(般若用水)に芝馬を投げ入れて、関係者の無病息災を祈ります。

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