たいへんな唐突感のある構想です。少し前は、コンパクトシティを目指していたような気がしますが、グローバルな視点はちょっぴり大袈裟な気もします。その内容は、一宮市内の飲食店、洋服店、雑貨店などに、外国を紹介してもらう企画です。そのパイロット事業(試験的事業)は2013年2月までです。その後も同じように進めていくと思われます。
グローバルタウン構想は、「商店街各店舗が店内の空きスペースを活用して、好みの国又は地域の特産品等を陳列することで、街全体に国際的な雰囲気を作り出し地域の活性化に役立てる方策」と定義されています。でも、参加店が本町商店街に集中しているため、街全体の活性化へはほど遠いと感じます。
参加店は、サポートする国(例えば、ロジア、ブラジル、イタリアなど)の料理や文化、衣装などを紹介しなければなりません。これは難しそうです。ひとつの国を、そうそう簡単に紹介できるものではないでしょう。参加店に支給される備品も一考の余地がありそうです。
また、フェアトレードタウン認定も同時に取り組まれています。思いきって「フェアトレードタウン構想」でいいと思います。一宮市内で、あと35店舗の協力が得られれば、フェアトレードタウン認定となります。
試験段階のためか、その構想は多様に広がっています。参加店にとっては、事務局からの要望で苦労が多そうです。一宮市の委託事業のため、今後の進め方は重責です。
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