一宮競輪場跡地利用について「HELLO!! 138」チームも考えました

一宮競輪場跡地利用事業で、公募型プロポーザル方式が実施されています。公募型プロポーザル方式とは、業務の委託先や建築物の設計者を選定する際、複数の業者に事業に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った業者を選定することです(プロポーザルは「企画、提案」の意味)。

事業概要は、「解体撤去範囲内に残る既存施設の解体撤去」「解体撤去範囲内における土壌汚染対策」「事業用地における施設の整備・運営」となっています。簡単に言ってしまうと、一宮市の管理運営を終えたので、どなたか建物を解体後きれいに整備して、何かやってください、ということです。

いちのみや七夕まつりや花火大会の臨時駐車場で馴染みがあると思いますが、一宮市の中心市街地で国道155号線沿い(実際はエントランスの一部に限り接している程度)にある広大な敷地と建物です。敷地面積はナゴヤドームの約三分の一の大きさです。準防火地域のため、火災を防止するために厳しい建築制限があります。また、商業等の業務の利便の増進を図る商業地域のため、ほとんど全ての商業施設が規制なく建築可能です(工場や危険物等に規制あり)。中心市街地にあるため交通便が良いと言えます。一宮駅(JRと名鉄の複合駅)まで約1.3キロ(徒歩約17分)、最寄りのバス停まで約300メートル(徒歩約4分)、国道22号線まで約700メートル(徒歩約9分)です。問題は朝夕の車の渋滞です。特に国道22号線へ向かう車が慢性的に渋滞します。

周辺の現況は平島公園、市営球場、商業施設(精文館書店、ツタヤ、ゲームゾーン)が隣接。さらに周辺には大雄会病院、外科や歯科などの民間医療、テラスウォーク一宮、本町商店街、真清田神社、スギドラッグ、コンビニなど、公共施設(一宮市役所、市民会館、一宮警察署、一宮消防本部、市民病院)、また競輪の場外車券売場が敷地の一部に民間業者によって2018年10月に設置予定。生活環境に充分に恵まれています。

時代背景や民間事業者の予算、立地条件などが出てきます。この機会に、「HELLO!! 138」チームも一宮市の未来像につなげるべく勝手に想像しました(すべて現実を見据えながらの希望論です)。商業地域のため、ホームセンター、パチンコ・スロット店、スポーツクラブがあげられます。長久手にオープンしたイケア、羽島市にオープンしたコストコが一宮市に来てほしかったと感じます。また、大規模マンションやアパート、建売住宅ができるとなると、保育園や幼稚園、小中学校の定員オーバーにつながることが予想されるため難しいのでは。大きな病院が近くにあるし、行政施設も近いため、高齢者のための介護福祉事業施設がいいと思います。

一宮競輪場跡地にビジネスチャンスがあるかどうかを民間事業者が一体どう判断するのか。提案内容や公募型プロポーザル方式の選定や進行に注目です。民間事業者が運営していくため、入札不調にならないことを祈ります。

20180524一宮競輪場

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ハロ〜いちのみやチーム
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